秋の贅沢おやつ!ほくほく感が魅力の栗の渋皮煮
みなさん、こんにちは!川津由紀子です。
めっきり秋らしくなりましたね~!
秋といえば、美味しいものがいっぱい!!
って一年中そんなことを言っている気もしますが・・・。
季節のものをしっかり楽しまないと!
特に秋はフルーツが豊富で嬉しい限りです。
我が家の秋に欠かせない絶対食べたいもの、いくつかあります。
マスカットを求肥で包んだマスカット大福、
さつまいものお菓子もいろいろ作りますよ~!
熱々のさんまの塩焼きにすだちをぎゅっと絞ったり、
炊き込みご飯、具沢山の豚汁もそろそろいいですね!
でもやっぱり今の季節にしか出会えない味のひとつ!
栗は外せないでしょう!
ずっとむつかしそうで手が出せなかった憧れの栗の渋皮煮、
ここ数年で美味しく作れるようになったので、皆さんにもレシピをご紹介しますね。
栗の渋皮煮の作り方
【材料】
・栗…500グラム
・水…栗がかぶるぐらい
・砂糖…250グラム
まずは渋皮煮の下処理のレシピからどうぞ~!
渋皮煮 鬼皮をむく~渋抜き
渋皮煮:外側の硬い殻部分(鬼皮)だけ剥いて、渋皮は傷をつけないように残して煮ていきます。
まずは鬼皮剥きから!
1.そのままでは硬くて剥きにくいので
栗を熱湯につけて、2時間~一晩くらいつけておくと
皮が多少柔らかくなり、むきやすくなります。
栗のお尻側(尖ってない方ね)から包丁に皮をひっかけて、めくるような要領でやります。
怪我には十分注意してやってくださいね~!!
私は1キロを1時間くらいかかってむきました。
渋抜きをする
重曹をいれて茹でこぼしを2回します。
渋皮の表面の固い筋をここで取ります。
2.鍋にむいた栗とかぶるくらいの水、重曹小さじ2を入れて中火にかける
沸騰してくるとアクがどんどん出てきて水が黒ーくなります。
アクをとりながら15分くらい煮ます。
3.15分煮たらざるにあけてお湯を捨てます
栗は崩れないように1個ずつ、指の腹で表面をこすって
黒い筋を掃除していきます。
ぺろ~っとめくれたり、めくれない細かい物は
そーっとこすって取ります。
4.もう一度栗とかぶるくらいの水、重曹小さじ2をいれて
中火で煮ます。15分。
まだまだアクが出るのでアク取りしながら。
5.15分でまたざるにあけ、1個ずつ筋取りをします。
6.3回目は重曹なしで、栗と水のみで5分くらいさっと茹でます。
ここまでで栗の渋抜きと筋取りはおしまい!!
あとは味つけ。
子どもも安心して食べられるお酒の風味をつけない基本のものです。
基本の渋皮煮
鍋に下処理の済んだ栗(上記)と、それがかぶるくらいの水、砂糖250グラムを入れて火にかける。
煮崩れないように弱めの中火で5分くらい煮たら
火を止めて冷ます。
冷める時に味が染み込んでなじんで行きます。
味がしっかり染み込むように半日~置いたら食べられます。
ほっこり安心する美味しさです~!
ところで、渋抜きに使った重曹、
お掃除用のものと食品用があるので、できれば食品用を使ってくださいね~!
掃除用のほうは純度が低いそうです。
タンサン、ベーキングソーダ、という名前でも売ってますが
重曹(食品用)と同じですので、売り場で探してみてくださいね♪
栗のお菓子、処理に手間と時間がかかりますね。
でも一度挑戦してみたら、意外とむつかしくない!って思えるかも。
なにより手作りの美味しさを知ってしまったら
面倒よりも、また食べたい!って思ってしまいますよ!
そのまま食べたり、焼き菓子に入れたり。
パンケーキに添えたら豪華なマロンパンケーキ!
うちではお料理男子の長男がいつも一緒に作ってくれます。
3年生くらいからこの渋皮煮は半分以上長男が作業を進めてくれます。
今年あたり、私は指示だけしてたら完成してくれないかな?って
密かに期待したりしています。
鬼皮をむくのも、あくとりも、自分からやりたいって
お手伝いに来てくれます。
食べるだけのが簡単なのに、それじゃぁつまんないんですって!
3歳頃からお料理のお手伝いをすごくやりたがって
4歳の誕生日プレゼントは専用の子ども用包丁とまな板にしました。
与えられたものでなく自分で興味を持ったことは
やっぱり根気と集中力が違います!
もしお料理に興味がありそうだったら、簡単なことから
どんどん参加させてあげてほしいな~。
毎日の身体とこころを作る、食べることに積極的に関われたら
大人になってなにか困難なことに行きあたっても
美味しいもので元気になれるって身体のどこかで覚えていてくれる気がします!
季節の美味しいもの、一緒に作ったこと、
大人になっても覚えていてくれるといいな。