201410/8

かぼちゃのパウンドケーキ

女の人が好きなもの、それは「いもたこなんきん」。
さつまいも、たこ、そしていかぼちゃ。

たこが好き?と問われると、実のところそこまででもないと思うのだけれど、
さつまいもとかぼちゃはやっぱり大好き。
私にあてはめていうのなら、この言葉はあながち間違っていないと思うのです。

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この時期からさつまいもとかぼちゃが出回り始めますが、
秋は断然かぼちゃの方が食卓にのぼります。

煮物は夜中に作り、鍋ごと冷蔵庫で冷まし、煮汁を染み込ませます。
お弁当にしたり、夜ご飯のおかずにしたり、一日に何度食べても食べ飽きることはまずありません。
塩をふってからオーブントースターでこんがり焼いて、サラダに入れて食べるのも大好きです。
ドレッシングは何でもあうけれども、ついついシーザードレッシングを選んでしまいます。

ほうとうのようにお味噌汁の具材にするのもたまりません。
鶏肉と塩炒め煮したり、干しえびと炒めたりと、
お客さまがいらっしゃった時のおもてなし料理にすることもあります。
こんな風に手を変え、品を変え、実りの季節の食卓を飾っていきます。

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そして、かぼちゃが美味しいこの時期に、必ず「かぼちゃのパウンドケーキ」を作ります。
かぼちゃの甘さを生かすため、お砂糖は控えめに、小麦粉とバターは同量で。
食感を楽しむために、くるみは欠かせないアイテム。
大人だけで食べる場合はラム酒もいれてみましょうか。
このパウンドケーキを作りながらついつい考えてしまうのは、
何人かの手を介して作ったらどうなるのだろう?ということ。
かぼちゃの皮を切るのは大人がやった方がいいけれども、
つぶすのは小さな子どもでもお手伝いできるよね。
粉をふるうのはあまり家事に慣れてない人がやったら面白いんじゃないかしら?
やっていることの結果がその場で目に見えるから楽しいと思うの。
くるみを叩いてもらうのは、日頃うっぷんがたまっている人にお願いをしよう。
すっきりすること間違いなしだけど、叩き過ぎには注意してもらわないと!!
ラム酒を入れるのなら、お酒好きな人に入れてもらうのはやめておこう。
きっと入れすぎちゃう。うん? もしかしたらこのケーキにぴったりの量を入れてくれるかもしれない。
オーブンシートを切るのは、工作の得意な人に頼むとしよう。
ケーキの焼き上がりの美しさは、いかにオーブンシートを丁寧に敷くかにかかっているもの。

と、こんなことを考えながら作っていると、
いつの間にかオーブンから焼きあがったという合図の音が聞こえ、ふっと我に返ります。
私はミトンをはめ、そそくさと焼き上がったばかりのパウンドケーキを外に出し、
あぁ、いつの日か絶対実現したいなと思うのです。

私とあなたとあなたの手、たくさんの手を介して作ったパウンドケーキ。
それは一人で作るより、もっと楽しく、もっと美味しく、
たくさんの想いがつもった手仕事となるに違いありません。

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かぼちゃのパウンドケーキのつくりかた

【材料】
18cmのパウンドケーキ型
かぼちゃ 200グラム(正味)
くるみ 30グラム
バター 100グラム
砂糖 80グラム
卵 2個
小麦粉 80グラム
全粒粉 20グラム
ベーキングパウダー 小さじ1
(ラム酒 大さじ1)

【作り方】

1.かぼちゃはわたと種を取り、皮を剥き、一口大に切ります。耐熱皿に入れラップをかけて電子レンジで2~3分加熱します。柔らかくなったらフォークで粗くつぶします。
くるみは160度に予熱しておいたオーブンで5分焼き、めん棒などを使って粗く砕きます。
2.室温に戻し柔らかくなったバターに、ゴムべらで砂糖をなじませ、泡立て器でクリーム状になるまで練り混ぜます。ハンドミキサーを使う場合は、中くらいの速さで3~4分位を目安にかけましょう。
3.ふんわりと白っぽくなったら、別のボールで割りほぐした卵を2~3回に分けて加え、卵とバターがなじむまでその都度混ぜます。ハンドミキサーを使う場合は1分位が目安です。
ラム酒を加える場合はここで入れましょう。
4.生地がなめらかになったら、つぶしたかぼちゃとくるみをいれ、ゴムべらでざっくりと混ぜあわせます。混ざったら、ふるいにかけた小麦粉、全粒粉、ベーキングパウダーをいれ、再びゴムべらで粉類と生地がなじむまでざっくりと混ぜあわせます。
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5.パウンドケーキ型にオーブンシートを敷き、生地を流し入れます。ゴムべらで表面を平らにし、中央に1本線を書くように少しくぼませます。ゴムべらが型の底をなぞるように書くといいですよ。
180度に予熱したオーブンで40分程度焼きます。
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中央に竹串をさして何もついてこなければ焼き上がり、すぐに型から外して冷ましたら出来上がりです。

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吉澤美季

東京都在住。 キャンプリーダーとしての長年の経験を生かし、自宅にて、親子向け・大人向けの料理教室を主宰。ひょんなところから知り合った写真の仲間と「寫眞譚」を結成して活動中。 手仕事をこよなく愛し、「幸せは日々の暮らしの中にこそある」がモットー。だからこそ、ていねいに、愛おしみながら、慈しみながら。 ブログ「きょうもていねいに。」http://yoshizawamiki.com/

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