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冬だけの特別なおやつ~自家製干し芋~
こんにちは!
川津由紀子です。
今回は我が家でこの時期人気のおやつを
ご紹介したいと思います。
子供のおやつ、暇をみてはいろいろ作っているんですが
寒ーい今の時期にしか食べられない
冬ならではのおやつたちです。
特に今年あまりに美味しくできて
私がすごーくはまっているのが干し芋!!
![kawatu_02_01](/nunocoto/wp-content/uploads/2015/01/kawatu_02_01.jpg)
さつまいもを蒸して皮をむいたら干すだけ、
簡単で素朴なおやつです。
小さい頃はおばあちゃんに火鉢であぶってもらって
少し焦げて香ばしい熱々の干し芋が最高に嬉しいおやつでした。
今年出会った紅まさり、という品種のさつまいも。
これが干し芋にとっても合う品種だったみたいで
干して水分が飛ぶことで甘味が凝縮されてねっとりと甘く、
でも素材の自然な甘さで口に残るしつこさもなく、
今までで一番美味しくできたんです。
美味しさが伝わるかしら。
崩れそうなくらいしっとり蒸しあがったさつまいも。
![kawatu_02_04](/nunocoto/wp-content/uploads/2015/01/kawatu_02_04.jpg)
これを干し網でこんなふうに外の風に当てます。
ごろんごろ~んとしばらく置いておきます。
夜露に当たらないように、夜は室内に取り込みます。
2~4日、好みの硬さになるまで干したら完成です!
さつまいもは夏でもスーパーに並んでいるけれど
夏の湿度や暑さでは干し芋は作れません。
寒くて風が強くてからっと晴れる冬だからこそ!
こんな嬉しい楽しみがあると、外出していて寒くても、
風に吹かれて美味しくなっているであろうさつまいもを思うと
心なしか浮かれている食いしん坊の私。
バターや砂糖なども足さず、体に優しいのも嬉しいポイント。
うちは子供たちの年齢が近く、しかも男子3人なので
授乳中や妊娠中の食事に気を遣う頃にも
子供と一緒に安心して食べられるものはとても重宝しました。
何より手もかからず、ほったらかしておいて
美味しいものができてるなんて最高!!
もう一つ、さつまいものお菓子で
地元の名古屋の鬼まんじゅうも人気のおやつです。
和菓子屋さんでも売っています。
![kawatu_02_07](/nunocoto/wp-content/uploads/2015/01/kawatu_02_07.jpg)
ごろごろと角切りにしたさつまいもが入った小麦粉の生地を蒸して作ります。
蒸しパンのようなフカフカしたタイプもあり
それぞれの家庭でちょっとづつ違いますが
うちの鬼まんじゅうはもっちりタイプ。
そしてさつまいもがたっぷりです。
やっぱりこれもお芋が美味しい秋から冬のもの。
そしてこれは年明けの今から春にかけてのお楽しみ。
名古屋あたりでは1月後半からみかける伊予柑。
伊予柑ピールも冬のお気に入りおやつです。
![kawatu_02_08](/nunocoto/wp-content/uploads/2015/01/kawatu_02_08.jpg)
去年は何個分作ったか覚えてないくらいはまって何度も作りました。
中身ももちろん楽しんで、
でも私の中での主役は皮の方!
作ったら瓶に詰めてキッチンカウンターに置いておくんです。
ちょっと疲れた時にふたを開けて一切れを口にぽいっと入れる。
柑橘類の爽やかな香りがさぁっと広がって
最後に少しほろ苦さが残る。
これを書いてる時点ではまだ伊予柑シーズンではないけれど
早く食べたいなぁ!
苦味を取る為に何度も茹でこぼして
シロップで煮詰めて、乾燥させて・・・
手間はかかりますが、その美味しさは格別!
チョコがけしたり、ケーキに焼き込んだり、とそのまま食べる以外にも楽しめます。
柑橘類とチョコ系って相性良いですもんね!
茹でてる間に台所が伊予柑の香りでいっぱいになるのも幸せです。
最後にレンジで簡単に作れるいちご大福も。
白玉粉と水、砂糖をよく混ぜ合わせてレンジ加熱したらできる簡単求肥。
求肥でこし餡といちごを包んで形を整えたら完成!
最近はいちごは後から入れて赤を目立たせるのがお気に入りです。
いちごの赤色って可愛いですよね~!
![kawatu_02_09](/nunocoto/wp-content/uploads/2015/01/kawatu_02_09.jpg)
「レンジで簡単!求肥生地の作り方」(調理時間:30分)
【材料】(分量:15~16個分)
白玉粉:130g
上白糖:190g
水:220cc
【手順】
【1】白玉粉と水を耐熱のボールに入れてよく混ぜる。
まざってから砂糖を足してまたよく混ぜる。
【2】600wの電子レンジで1分加熱→よく混ぜる
を繰り返す。
合計5分くらいの加熱時間がかかります。
もったりしてきたら木べらに持ち替えてよく混ぜる。
【3】計5分加熱。まとまりが出て艶が出てきました。
【4】トレイやバットに打粉として片栗粉を広げて
その上に求肥生地をおいて触れる熱さまで冷まします。
【5】手にも打粉をつけて15~16等分して、こしあんを包めば完成!
*ほかにも紫芋餡やこし餡と栗などバリエーションができます。
*あんこは先に団子状に丸めておくと作業がしやすいです。
*レンジによって加熱時間は増減してみてください。
透明感が出るまで、が目安です。
このお正月もお年始の挨拶の手土産で作りました。
プレゼント用で作ることが多いです。
お友達に差し上げる分と家族の分と
いつも15~16個まとめて作って材料は使いきりです。
作っていると見えちゃうから
見えたら子供は食べたいですもんね~!
だからたいてい家族の分も一緒に作ります。
いちごが入ると甘いだけじゃなく
甘酸っぱい果汁も楽しめて、最初に考えたひとすごーい!!
これは季節によって栗を入れたり、さつまいもあんを入れたり
夏はマスカットを包むのも美味しいんですよ~!!
![kawatu_02_010](/nunocoto/wp-content/uploads/2015/01/kawatu_02_010.jpg)
これは東京の和菓子屋さんのまねっこ。
黒胡麻を2個足して、妖怪いちご大福!!
私、みかんとかゆで卵にもつい顔描いちゃうタイプです。
家族や自分の好みもあるけれど
シンプルで素朴なおやつの方が飽きも来ず
また食べたいって言ってもらえるみたいです。
まだまだこれから寒い日が続きますが
寒さを味方につけて、冬を楽しんじゃいましょうね~!!
![profile_kawatu](/nunocoto/wp-content/uploads/2014/12/profile_kawatu.jpg)