編み物時間のお供に。抹茶ラテとほうじ茶ラテのレシピ
シルバーウィークは実家のある広島で過ごしました。
親戚の子どもたちとまつぼっくりやどんぐりを拾い、
うろこ雲と茜色の夕陽を背に咲く鮮やかな彼岸花を見かけて、
あぁ秋だなぁと嬉しいような、何だか少し寂しいような気持ちになりました。
ほんのり冷たさを帯びた風が吹くようになると、
編みものをそろそろ始めようかな。今年は何を編もうかな。
と気分がうきうきしはじめます。
なので、秋から春にかけてのお茶のじかんは、
もっぱら編みものをおともに過ごしています。
昔、棒針編みをやってみたくて、
何度かチャレンジしてみたことはあるのですが、
毎回練習止まりで長続きしませんでした。
3年ほど前に三國万里子さんの本をふと見かけて、
あまりの可愛さに目から鱗が落ちるようでした。
手編みのものって、どこかやぼったいようなイメージがなんとなくあったのですが、
そんなイメージは吹き飛び、これは何としても編んでみたいと思いました。
とにかく作りたかったので、練習もせずにいきなりミトンを編むことにしました。
やってみると何とかできるもので、完成したのがこのミトンです。
可愛いし、暖かいし、何といっても自分で編めたという嬉しさで、
今でも一番気に入って使っています。
これを作りたいっていう気持ちって、
技術あれこれよりも本当に大事だなぁと思いました。
独学なので、裏編みを去年まで間違えて編んでいたし、
目が揃っていなくて雑だったり、間違えたところをごまかして完成させたりもしていますが、
何もないところから自分の手でこんなに可愛いものが作れた
という達成感は病みつきです。
今年はアラン模様のセーターを編んでいます。
次回のコラムまでに完成できたらいいなぁと思いながら。
さて今回はお茶のじかんに編みものをしながらよく飲んでいるものをご紹介します。
優しい甘さで、疲れも癒されて手を動かすのがはかどります。
抹茶ラテとほうじ茶ラテのレシピ
1)抹茶パウダー大さじ1弱(3g)とガムシロップ1個(13g)をカップに入れる。
2)熱湯50ccを注ぎ、よくかき混ぜて溶かす。
3)牛乳100ccを電子レンジで1分温めて、電動ミルクフォーマーで泡立てる。
4)スチームミルク(液体)を注ぎ、残ったフォームミルク(泡)をふわりと乗せる。
抹茶パウダーをほうじ茶パウダーに変えるとほうじ茶ラテに。
抹茶パウダーはダマになりやすいので、よくかき混ぜて溶かしてください。
どちらのパウダーもスーパーや100円ショップで手に入ります。
カップとソーサーはイイホユミコさんのもの。
編みものとほっこり甘くて温かいお茶が嬉しい、
秋の日のお茶じかん。
▼今回は特別に、nunocoto fabricのこちらの布を使いました。
nunocoto fabric:dottriangle(ドットトライアングル)/グレー
生地の厚さもちょうど良く、縫いやすそうで、テーブルに広げるとぱっと部屋が明るくなるような、とてもステキな生地です。