2人で作る、我が家のとびきり朝ごはん
「暑い~!蒸し暑い~!」と言ってきた夏ですが、ピークを過ぎたお盆の頃からは、
急に朝晩の気温が落ちて秋の虫がリーンリーンと鳴いて夏と秋の共有が始まりましたね。
今週は涼しい秋の風も吹いてきて、靴下や長袖がとっても恋しく徐々に秋の分量が多くなってきたことを実感しています。間もなくとっぷり秋になることでしょう。
nunocoto読者のみなさま、こんにちは。
朝ごはんがあれば。のakiです。
さて、こちらで一日を頑張るための朝ごはんについて連載が始まってから半年が経ち、
名残惜しいのですが、今回で最終回となります。
最後にお届けするテーマと言ったら…、やっぱり朝ごはんの定番についてでしょうか。
みなさまそれぞれのご家庭で、また育った実家での朝ごはんの定番ってあるのではないでしょうか。
「白いご飯にお味噌汁、干物と納豆と生卵」とか、
「朝は菓子パンとコーヒーで!」とか、
栄養バランスがいいからと人気の「シリアルとヨーグルトにフルーツ」や、
我が家のように「トーストとコーヒーとサラダ」なんて方や、
「その時あるもの」でご飯の時もパンの時も…、なんて方もいるでしょうね。
それは親が作ってくれた頃の影響だったり、ご飯が好きだから、パンが好きだから、家族の好みだからとか、朝はちょっとでも長く寝ていたいからなんて、時間の関係で便利性をとるスタイルもありますよね。
また自分や家族の生活スタイルで変化していくこともあるでしょうね。
栄養の偏りなく、自分が飽きずに美味しく感じることが一番!体に効くことでしょう。
私の子供の頃からパンが朝食でした。
コーヒーじゃなくて牛乳で、パンとサラダ、たまにヨーグルト。
前の晩御飯がカレーだと「カレーパンにする?」と用意してくれる母に聞かれます。
ふつう想像するとカレーを中に詰めた揚げパンですよね?
でも我が家は小鉢に入ったカレーを付けて食べるのが通称カレーパン(笑)
サンドウィッチを作った翌日の限定メニューでは「カツパン」というのもありましたね。
残ったパンの耳をフライパンでこんがり焼いて、カリカリに焼きあがった仕上げにウースターソースをたらり。
なるほど香りはカツパンです(笑)
これは子供のとき以来、食べていないので懐かしい~。
砂糖が貴重で主食は芋類、モノのない時代に育った母の子供の頃の味なんだそうです。
みなさまもこんなひっそりした家庭内メニューお持ちなのでは…?
さてさて、我が家の定番といえば、まずコーヒー。
暑い日はまだICEコーヒーを、これからの季節はHOTコーヒーを淹れます。
そしてパン。
前日に仕込んでおいて、当日の朝パンが焼けるようにしてあります。
もうひとつはヨーグルト。
市販のヨーグルトを菌にして牛乳を入れて7時間。1Lのヨーグルトを作っています。
これも我が家の定番です。
[2人で作る、我が家のとびきり朝ごはん]
・パン
・サラダ
・ベーコン
・目玉焼き
・トウモロコシ
・デラウェア
・カボチャの冷製スープ
・ヨーグルト
・アイスコーヒー
この日は前日に作ったカボチャの冷製スープが美味しかった~。
コーヒーとパンをカットすること、目玉焼き、カトラリーのテーブルセットはオットの役割としてお願いしています。
コーヒーから始まって徐々に役割を増やしてきました。
食べる人、作る人なんて決めるのが嫌で、上手にどちらもできるように…。
でも料理に無関心のオットを上手に褒めて、
今では目玉焼きやホットケーキも上手に焼けるようになりました。
私もそうですがオットも、こうして改めて知ることで広がる新しい物の見方があるようで、
少しずつ料理に関わるようになってから、食べ物に感謝する気持ちや、食卓を共にする者同士のコミュニケーションなど、何かと良い影響が起きているように思います。
ときには旦那様とそれぞれの思いでの中の昔懐かしい家庭内朝ごはんメニューについて語り合ってみてくださいね。
そして、旦那様やお子様と、朝ごはんの役割や好みについて話し合ってみるのもいいのではないでしょうか。
毎日いただく食事ですもの。
あなたの、そして家族のスタイルを、一から作ってみませんか。
朝ごはんがあれば…♪
それぞれが目にしている朝のテーブル風景から栄養と優しさをもらって、
明るい未来へぐんぐん突き進んでいけると思います♪
そういう力が、朝ごはんにはあると、私はそう思って今日も明日も朝ごはんを作ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
aki