20147/1

くだものいっぱいのグラノーラ

先日まで都内にあるギャラリーで写真のグループ展を開催していた。

今回のタイトルは『五重奏』。五人が奏でる五人それぞれの写真。
さて、どんな私を表現しようかしら?
テーマは何?何を撮る?何枚飾る?どんな額装?
次から次へと考えなくてはいけないことが、
浮かんでは消え、消えては浮かび、
私に決定しなさいと促していく。

ただ、このタイトルをもらったとき、ふと頭の中をよぎったのは、
たくさんの素材が集まって一つのものになるものを表現したいなと思った。
一人一人が異なる楽器を演奏して、一つの曲を奏でる『五重奏』。

そのイメージが想像できて、
私の身近にあるものってないかしら?と
ふと浮かんできたのが、グラノーラだった。

オーツ麦、ナッツ類、シード類、さまざまなドライフルーツ…。
それぞれがそれぞれの持ち味を生かし、最後にはグラノーラになる。
その過程を表現したらどうだろう?
指揮者は私、楽器は素材、演奏する曲は「グラノーラ」。
うん、いけるかも!!
そして、そこから私とグラノーラの長い道のりが始まった。

グラノーラをテーマと決めた上でまず一番最初に私が行ったことは、
素材ときちんと向きあうことだった。
それは素材そのものを見つめること。

普段は何気なく見ているものを改めてじっくりみてみると、
ふとした瞬間、今まで見えていなかったものが見えてくる。
それはとても興味深く、面白い体験だった。

カシューナッツは口によく似ている、口角をあげて笑っているみたい。
白いちじくが持つ皺は、賢者だけが持つことが許された深く刻まれた皺、趣があることといったら。
黒いちじくの種の色は黒肌に映えてとても美しい。そしてころんと丸いフォルム、たまらない。
パンプキンシードは焼き上がった方が色が一段と鮮やかな緑になってきれい。
それから、それから……。

一つ一つの素材をとらえても同じ形は二つとなく、
私が扱っているのは、唯一無二の形。
そのままである形、
これから生まれ出る形。
さまざまな形に想いを馳せながら、
私は作り上げていく。

奏で合うように、響き合うように、
私のグラノーラを。

*

「くだものいっぱいのグラノーラ」の作り方

201406_グラノーラ01

【材料】
 オートミール 200グラム
 ライ麦フレーク 50グラム
 全粒粉 125グラム

 アーモンド、カシューナッツ、くるみ、マカダミアナッツ(生、食塩無添加) 計150グラム
 サンフラワーシード 50グラム
 パンプキンシード 50グラム 
 白炒りごま 大さじ2
 
 干しぶどう 80グラム
 カランツ 20グラム
 水 100cc

 干し杏 2個
 干しいちじく(黒、白) 各2個

 菜種油 カップ1/2杯
 
 メープルシロップ 130グラム

 ボール(深めのもの)
 オーブンペーパー
 保存容器

【下準備】
・アーモンド、カシューナッツ、くるみ、マカダミアナッツは160度に余熱したオーブンで5分間焼いた後、めん棒や包丁を使って粗く砕きます。
・干しぶどう、カランツと水は鍋に入れ火にかけ、水分がなくなるまで煮詰めます。
・干し杏、干しいちじくは干しぶどうと同じくらいの大きさに切ります。

グラノーラ07

【作り方】
 1.ボールにオートミール、ライ麦フレークと全粒粉を入れ、材料がまんべんなく混ざるように手で混ぜます。
 2.その中にアーモンド、カシューナッツ、くるみ、マカダミアナッツ、サンフラワーシード、パンプキンシード、白ごまを入れ、その度にまんべんなく混ざるように手で混ぜます。
 3.上から菜種油をまわしかけます。カップに残った油も指でこそげとりましょう。素材に菜種油がまんべんなくなじむよう、全体の色が薄く茶色に色づくまで混ぜます。
 4.オーブンペーパーを天板より1回り大きく切り天板に敷き、材料を平らになるようのせます。
 5.160度に予熱したオーブンに、材料を入れた天板を入れ10分焼き、オーブンから取り出します。材料をスプーンで混ぜ、再度オーブンで10分焼きます。
 6.天板をオーブンから取り出し、メープルシロップをまわしかけ、全体になじむようスプーンでかき混ぜ、表面を平らにします。
 7.160度に予熱したオーブンに、天板を入れ10分焼き、オーブンから取り出します。材料をスプーンで混ぜ、再度オーブンで10分焼きます。薄くきつね色になったらオーブンから取り出し、スプーンで混ぜます。
 8.干しぶどう、カランツ、干し杏、干しいちじくを加え、ざっとスプーンで混ぜ合わせます。
 9.粗熱がとれたら一度混ぜて、このまま完全に冷まして出来上がりです。

profile_yoshizawa

「奏でる、響く。わたしのグラノーラ」の一覧

友だちが来る日のグラノーラ
最初に作りたい、基本のグラノーラ
吉澤美季

東京都在住。 キャンプリーダーとしての長年の経験を生かし、自宅にて、親子向け・大人向けの料理教室を主宰。ひょんなところから知り合った写真の仲間と「寫眞譚」を結成して活動中。 手仕事をこよなく愛し、「幸せは日々の暮らしの中にこそある」がモットー。だからこそ、ていねいに、愛おしみながら、慈しみながら。 ブログ「きょうもていねいに。」http://yoshizawamiki.com/

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