- ホーム
- > すぐに作れる!ハンドメイドレシピ集
- > ファスナー付きポーチの作り方(ペンケース型)
ファスナー付きポーチの作り方(ペンケース型)
ファスナーの付け方を踏まえて、今回はいよいよファスナー付きポーチを作ってみたいと思います!
>ファスナーの付け方・縫い方
ベーシックな平たいタイプのポーチを作りましょう。
筆記用具やソーイング道具入れにぴったりの 11cm×21cmサイズです。
ペンケース型ポーチの材料
- ※仕上がりサイズ タテ11cm×ヨコ21cm(マチ無し)
-
- ・布:23㎝×23㎝を表生地用&裏生地用に1枚ずつ
- ・ファスナー:20cmを1本
- (材料のカットサイズはぬいしろ込)
- 【作業時間】40分
▽【200種類】ポーチに最適な生地はこちらからご購入いただけます▽
ファスナーを付ける前に
まずは、普段使っているミシンの押さえをファスナー押さえに変えましょう。
(左)家庭用ミシンのファスナー押さえ (右)職業用ミシンのファスナー押さえ
ファスナー押さえは大抵のミシンに付属で付いています。専用の道具は、ちゃんと使うと仕上がりにとても影響します。(付け方は説明書を確認してくださいね)
ペンケース型ポーチの作り方
1.ファスナーと布を合わせて直線を縫う
まずはファスナーの片側から2枚一緒に縫い付けていきます。
裏生地(内側になる布)を、オモテが上になるように置きます。
そのうえからファスナーのオモテ(スライダーが付いている面)を上にして置いて、最後に表生地をウラが上になるように重ねます。
待ち針でとめたら、ぬいしろ0.7cmで3枚(裏生地・ファスナー・表生地)を一緒に縫います。縫い始める前にスライダーはファスナーの真ん中に動かしておきましょう。
スライダーが近づいたら、一度押さえを上げて、スライダーの位置をずらして縫いすすめましょう。
目打ちなどを使うとスムーズです。
はい。直線で縫いました。
開くとこうなっています。すべてのオモテ面が上になっていれば大丈夫です。
2.折りたたんでもう片方の直線を縫う
ファスナーの上下をつまんで、矢印の方向によいしょとずらします。右端でファスナーに重ねます。
自然にファスナーが裏向きになって、右端に重なるはずです。
ファスナーの端と布の端はきちんと合わせて‥
左に残った裏生地を、下記のように右端に重ねます。
念のためサイドから見てみます。上から、裏生地→ファスナー→表生地になっていればOK。
すべて一緒に、ぬいしろ0.7cmのところを縫い合わせます。
これでファスナーの縫い合わせはおしまいです!
3.開いて本体のサイドを縫い合わせる
下の写真のように開き、返し口を残して赤線の箇所を縫い合わせます。
返し口を開けるのは裏生地側にしましょう。きれいに仕上がります。
スライダーは必ず開けておきましょう
縫い始める前にスライダーはファスナーの真ん中まで開けておきましょう。ここで閉めたまま縫うと‥。表にひっくり返せなくなってしまうので気を付けましょう。サイドから見るとこんな風↓
4.返し口から全体をひっくり返す
返し口から全体を引っ張り出して返します。
5.返し口をとじる
全体が引き出せたら、返し口をまつり縫いで縫いとじます。
6. 裏生地の本体を表生地の本体に入れ込む
そのまま裏生地の本体に表生地裏の本体を押し込みます。
角っこまで指先を使ってぎゅうぎゅう押し込みましょう。
ファスナー付きポーチが完成!
返し口から全体をひっくり返したらできあがり。角は目打ちを使って引き出すときれいです。
ファスナーも美しく。
柄の向きに上下がある場合の布の裁ち方
上記は無地の布だったので、つなげて使いましたが、もし布に上下の向きがある場合は、つなげて縫うと片面が逆さまになってしまいます。
その場合は、下記の寸法で表生地を2枚にカットします。こちらも仕上がりサイズは同じく11cm×21cm(マチ無し)です。
まず初めに2枚にカットした表生地を、柄の向きに気を付けながら縫い合わせます。
※底を中心にしたときに左右が対照になるように
つながったあとは、1枚の布として縫い進めます。
この後は、上記のポーチの縫い方の工程「1」から同じように作っていきましょう。
タグやリボンなどを挟み込むときは、工程「3」のタイミングで挟み込んで一緒に縫います。
ポーチに色々なものを入れてみよう
平型のポーチには色々なものが入りますよ。何を入れるか考えるのも楽しいですね!
ちょこっと気軽に刺繍をしたいときの、刺繍セット入れに。これならお裁縫箱ごと持って移動しなくても済みますね。カフェでチクチクできます!
メガネケースとしてもちょうどいいです。
もちろんペンケースとしても使いやすい大きさですよ。
クラッチバッグ風の大きめ平型ポーチ
この基本の平型タイプのポーチはタテヨコ比を変えれば、色々なものに応用できますね。
オフィスで使いやすいように、B5ノートがぴったり入るサイズでも作りました。
クラッチバッグみたいで可愛いです!
クラッチバッグ風ポーチ
- ※仕上がりサイズ タテ20cm×ヨコ30cm(マチ無し)
-
- (材料のカットサイズはぬいしろ込)
- ・布:22㎝×32㎝を表生地用に2枚、42㎝×32㎝の帆布を裏生地用に1枚
- ・キルト芯:42㎝×32㎝を1枚
- ・ファスナー:28cmを1本
- 【作業時間】50分
▽【200種類】ポーチに最適な生地はこちらからご購入いただけます▽
作り方は上記のポーチと同じです。
iPadを入れたかったので、キルト芯を挟んでちょっとふわふわにしました。
このまま打ち合わせに行けちゃうよ、のポーチ。
キルト芯のおかげでこの厚み‥!
ふわふわ♪ キルト芯は接着タイプではないものを使ったので、単純に2枚の間に挟みました。
使った布はこちら
ふわふわと踊るような大小の円(サークル)の柄が個性的なテキスタイル、、「ocean」。
いかがでしたか?
ファスナー付きのポーチが作れるようになると、なんだか家中のものをポーチに収納したくなりますよ(笑)。とにかくじゃんじゃん作りたくなります。
そして、たくさん作るとどんどん上手になっていくんですよね。
そこがソーイングの楽しいところです‥♪
あわせて読みたい、
BOX型ポーチの作り方記事もどうぞ♪
メイク道具や小物入れにぴったりのBOX型ポーチです。