スウェーデンのお嫁入り手しごと

こんにちは!
日差しが強くなり、日照時間もずいぶん長くなりました。今日の日没は、21時52分。夜の10時くらいまで、スウェーデンはこの時期、ずっと外が明るいのです。
もう夏はすぐそこ。日に日に緑は深くなり、花もちらほらと咲き始めました。

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スウェーデンは夏に向かって​一気に​突進しているようです。


さて、先週末は少し変わった祝日でした。
聖霊降臨祭と呼ばれるキリスト教の祝日ですが、スウェーデンでは“結婚する週末”と言われています。
一年の内で一番この週末に結婚式を挙げるカップルが多いのだとか。
今回は、この結婚式にちなんで、スウェーデンのお嫁入り道具・​刺繍についてご紹介したいと思います。


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こちら、姑がダーラナから嫁いできたときに、姑のお母さんが持たせてくれたものだそうです。

スウェーデンには古くから、女性がシーツや枕カバー、タオルなどにイニシャルを刺繍する習慣がありました。
布製品が高価で貴重なため、刺繍をして大切に使ってきたそうです。

結婚するときに​は​、自分のイニシャルをシーツに​刺繍して嫁入り道具としたそうです。

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これは、キッチンタオル。姑のお母さんが、一つ一つ苗字のリッドグレンの“L”を刺繍したのだそうです。
​キッチンタオルは花嫁の家族からのプレゼントが多いのだとか。

この青色は「ダーラナブルー」と呼ばれ、スウェーデンでとても人気のある色です。おばあちゃんが、ダーラナから嫁ぐ娘へのプレゼントとして​この色がいい!と選んだのかな、と考えると楽しいです。​

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ピンクのキッチンタオルは姑のお母さん、つまり主人のおばあちゃんのものでした。
主人のお母さんが結婚したころ、50年近く前から使ってきたものなのに今でも十分現役で活躍しているなんて、驚きです。

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これは、私たちの住む県の木「ヤドリギ」(写真右)とおばあちゃんが住んでいたダーラナの花「キキョウ」(写真左)。

私が​結婚する前、まだ言葉もわからない中、おばあちゃんと一緒にこの刺繍を刺しました。

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優しい色使いを好んだおばあちゃんでしたが、こんな大胆な、毛糸を使った刺繍もあります。



さて、ここでおまけ。
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額に入れて飾ってある刺繍。
デザインしたのは息子です。あまり絵を描くことが好きではない息子がめずらしく絵を描いてくれたときに、とてもうれしくって、なんとか残したいと、息子の絵を写して刺繍することにしました。

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3家族3人で、車に乗っているところだそうです。SはサーブのS!
一色使いで刺繍しました。
​ガタガタになりましたが、​小さい子供が描いた感じが再現できたと満足しています。

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リッドグレン真紀

スウェーデン人の主人と9歳の息子と共に、スウェーデンの首都ストックホルムから100kmほど離れた街に暮らす。スウェーデンの手仕事や季節の行事、インテリアなどをシンプルな視点で紹介するブログが人気。
ブログ:北欧・スウェーデンよりシンプルライフ★

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リッドグレン真紀

スウェーデン人の主人と9歳の息子と共に、スウェーデンの首都ストックホルムから100kmほど離れた街に暮らす。スウェーデンの手仕事や季節の行事、インテリアなどをシンプルな視点で紹介するブログが人気。

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