
ベビー用スリーパーキットの作り方(※キットをご購入された方向け)
nunocotoのベビー用スリーパーキットをお手元にご用意して、進めてください。
ダブルガーゼを表裏2枚合わせの4重ガーゼにしたベビーの肌に優しいスリーパーです。
作業時間の目安【90分】
ベビー用スリーパーキットの作り方
◎必要な道具
まち針、ハサミ、針と糸、目打ち、ベビー用スリーパーキット
ミシンの縫いはじめと縫い終わりは必ず返し縫いをしてくださいね。
手縫いの場合は、細かいなみ縫いか半返し縫いで作りましょう。
1.型紙に沿って布を裁断する
キットの型紙を外側の実線に沿って切り取ります。
※型紙はぬいしろ込みです。

写真のように、表布・裏布それぞれに型紙を置いて裁断します。
裁断しにくい場合は、型紙に沿って布に線を引いてから裁断しましょう。
※無地のダブルガーゼには表裏はありません。

肩の部分は、左右で長さが違うのでご注意くださいね。
「わ」の状態で、長い方に合わせてカットします。
型紙を肩が短い方に合わせて折り、

写真のように開いてから短い方の肩部分をカットしましょう。

これでスリーパー本体のカットが終わりました。

カットが終わったら、スナップボタンの付け位置も忘れずに写してくださいね。
2.左肩を縫い合わせる
表布同士・裏布同士の左肩部分をそれぞれ中表にして、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。

ぬいしろはアイロンで割っておきます。

3.タグを付ける
表布の前面やサイドなど、好きな位置にタグを縫い付けます。
※「手縫いガイド」を参考にお好きな位置につけてくださいね。
今回は左下(向かって右から約5cm、下から約7cm)の位置に付けました。

まち針で固定して、縫い付けます。

4.バイアステープで周囲を縫う
バイアステープを半分に折り、アイロンをかけます。

本体は、2枚外表に合わせて写真のように重ねます。

きれいに周囲をそろえたら、裏返しましょう。

バイアステープを写真のように、本体の裏布側にあてて、本体の外周をぐるりと1周まち針でとめます。

こんな形になります。縫っていくと、ずれが生じる場合があるので、バイアステープは切らないで残しておきます。

バイアステープの右から5mmの折り目の部分を目安に、縫います。

カーブの部分は慎重にゆっくり縫い進めてくださいね。
自信がない場合は、いったん止めて、ミシンのはずみ車を手でまわして縫い進めましょう。

縫い終わったら、バイアステープの余分な部分をカットします。

バイアステープで、表布と裏布をくるむようにしてかぶせ、表側から縫います。
このとき、バイアステープの縁を、裏から縫ったときの縫い目にそろえるようにかぶせ、バイアステープの縁から1mmのところを縫うと、仕上がりがきれいです。

カーブは慎重に縫い進めましょう。

5.バイアステープで襟ぐりを縫う
襟ぐりも周囲と同様に、裏布にバイアステープを重ねて縫い合わせます。


表に返して、表布と裏布をバイアステープでくるみ、バイアステープの縁から1mmのところに押さえミシンをかけ、余分なバイアステープをカットします。

こんな形になりました。

6.バイアステープで右肩を縫う
右肩部分も同様に、裏布にバイアステープを重ねて縫い合わせます。


表に返して、表布と裏布をバイアステープで写真のようにくるみます。



まち針でとめて、バイアステープの縁から1mmのところに押さえミシンをかけます。

こんな形になりました。

7.スナップボタンを付ける
目打ちで型紙から写した印の部分に穴をあけ、写真のようにスナップボタンの突起部分を穴に差し込み、本体布をはさみます。
右肩部分の前身頃には、凹のパーツを付けます。




パチッと音が鳴るまで手でしっかりはめこみましょう。
※スナップボタンをつけなおしたいときは、隙間に目打ちなどをさしこみ外してください。
目打ちの穴はやり直しできませんので、あけるときは慎重に。

後ろ身頃の肩の部分には、凸のパーツを付けます。

これでパチッとはまるようになりました。

本体部分の7か所にも同様に、スナップボタンを付ければ完成です。

※スナップボタンをつけてからアイロンをかける場合、アイロンの熱でスナップボタンが溶けてしまいますので充分ご注意くださいね。