
お母さんだから撮れる、楽しい「おうちフォト」のススメ
「うちの子、カメラ向けると嫌がるから写真がなかなか撮れなくて・・・」
「カメラ向けるといつも同じポーズ。写真は好きだけど記念写真ばっかりだなぁ」
「おでかけしても、子どもの世話で精一杯で、写真なんて撮ってるヒマがない」
「そもそも、いい写真撮るのっていいカメラがいるよね?」
そんな風に思ってらっしゃる方、いませんか?
そんな方にこそ読んでほしい事を、これから少しでもお伝えしていけたらいいなと思い、ペンをとっています。
あらためまして、はじめまして!
natsunanaのゆうこりんと申します。
昨年末に京都市内に引越し家族で生活をしています。
なつみ7歳・ななみ5歳。
それぞれの頭文字を2文字ずつとって「natsunana(なつなな)」と呼び写真ブログもしています。
今回このコラムを6回にわたって連載させていただけることになりました。
ありがたいことにブログを見てくださっている人から
「どうやったらそんなに表情の豊かな写真が撮れるの?」
「写真を見てるといつも楽しそうだね!」と、言ってもらえる事が多く、
せっかくなので私なりに「もっと写真をみんなで楽しむにはどうしたらいいか」というテーマで何かお伝えできたらな、と思っています。
「撮る側も撮られる側も、そして写真を見た人もみんなで楽しめる」事が今の私の一番の楽しみでありテーマです。
第一回目のテーマは「いつ撮るか」です。
「今でしょ!!」
・・・・ごめんなさい、だいぶ古いですね・・・・(笑)
みなさん、写真はお出かけしたときに撮るものと思っていませんか?
私も写真を始めたばかりの5年前はそんな風に思っていました。
少しでも楽しそうな写真、思い出写真をたくさん撮りたくて、小さな姉妹を連れて、車に乗って毎週末のようにおでかけ。
子どもが生まれるまではピース写真の記念写真しか撮ったことがなかったので、撮り方もわからなくて、ただひたすらに
「おでかけして楽しい場所に行けば楽しい写真が撮れる」そう信じてお出かけを繰り返していました。
幸いドライブ好きなので、週末のたびに日帰りで、片道2時間以上かけて海に行ったり砂丘に行ったり。
近くにあった公園には目もくれず、子どもとお出かけできるような場所を探しては行っていました。なつかしい。
でもね、気付いたんです。
「一番あたりまえな、一番の日常、つまり、おうちの中にこそ子どもの「素」があるんじゃないか」って。
子どもが小さければ小さいほど、また、きょうだいがおおければ多いほどお母さんて大変じゃないですか。
着替えやらタオルやら、ほかにも荷物準備もたくさんあって、遊んでる時も危険がないか、喧嘩しないか、いろんなことを見てなきゃいけない。
やれコケただの、やれノド乾いただの、要求に待ったなしですからね、子どもは(笑)
「いい写真撮ろう!」だけに集中できる環境ではとてもないんです!
でもおうちだとどうですか?
普段学校や幼稚園から帰ってきた後に「ドーナツ買ったし食べよー!」
「宿題難しい・・・・」
そんななんでもない日常のほんの一瞬でいいんです、カメラを持ち出してパシャリ。
アングルや撮り方工夫するだけで雰囲気も変わるしいろいろ試してみるのもおもしろいとおもいますよ。
上から
体の一部だけに寄ってみる
たまには顔のドアップ
ね?おうちフォトなら外より手軽に撮れそうでしょ?
お母さんの気持ち的にも、「安全」で、「気合のいらない」おうちの中だからこそ、外よりは余裕もありますものね。
カメラをむけると子どもが固まっちゃう、すぐにポーズとっちゃうって方!
一番簡単な、ポーズ写真以外のとり方は↑の例にもたくさんあげたように、「集中しているところを狙う!」これです!
お子さんがおうちでお絵かきしているところでもいいですね。
料理好きなお子さんなら、ギョウザを包んでるところでも。
私なんて、毎日時間あったら家の中で子どもにカメラ向ける、とにかく撮る、を繰り返してたらそのうちカメラ目線すらなくなりました。
今ではカメラ構えても無視、「空気」みたいな存在です(笑)
なんでもいいのでお子さんが好きなことに集中してる姿を撮ってみてはいかがですか?
まずはおうちの中で。
カメラをいつでも手の届くところに置いておいて、余裕があるときにパチリ。
難しいことは考えずに、楽しむことからはじめましょ!
それではまた次回。