育児に困っていても困っていなくても読みたい、ロングセラー育児書2冊

こんにちは。スタッフの小宮です。
突然ですが、育児書のはなしをちょっと。みなさん、お気に入りの育児書はありますか。

私はむかし古本屋さんで働いていたこともあり、とにかく本が好きです。
ですが、こと育児書に関しては全然わかりません。
というのも、育児書というものにあんまり心惹かれないというか…。
8歳と2歳の男児の母をしているわけですが、
一人目のときは、毎日大変過ぎて育児書を読むひまもなく、
二人目に至っては、「まあ、大丈夫だろう」という妙な自信と大ざっぱさが身に付いてしまったといいますか(笑)。

とにかくあれこれ本を読むより、よーくよく、目の前の赤ちゃんを観察していた方が、
次に打つ手が分かる(ような気がする)、というのが、私の秘かな持論です。

そんな私ですが、我が家にたった一冊、どーんと鎮座し続ける育児書があります。
友人の出産祝いにあげたこともある、大切な本。

それがこちら。『育児の百科』(岩波書店)。
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とにかく分厚いですよ。
百科、というぐらいですからしょうがないです。
でもこの厚みこそが、「うん、大丈夫。私にはこの本があるから大丈夫」と、いつでも頼もしく思える理由かもしれません。

著者の松田道雄さんは、小児科のお医者さま。
だからこそ、いや、であるのに、優しく正確で飾りの無い言葉で、一つ一つの症状について詳しく書かれています。
魅力はなんと言っても、目の前にその症状を持った赤ちゃんや子どもがいるかのような、リアルな描写。
そして、おろおろしているお母さんがそこに立っていて、「いいですか、お母さん。安心してください」と話しかけているような、温かな視線。
赤ちゃんの気持ちにここまで寄り添って、具体的にかつ丁寧に描かれた本は、なかなか無いと思います。

熱っぽいな、今日はあんまり食べないな、ウンチが3日出てないな、雨の日はやたらグズるな、、などなど、お母さんにしか気付くことができない赤ちゃんの様子の変化を、ほぼ100%、網羅してくれているのがこの本です。

小児科のお医者さまらしく、症状の説明とその対処の仕方はもちろんかなり詳しく描いてありますが、
むしろこの本の魅力は、それ以外の項目にあるのではないかな、と思います。

たとえば、
「赤ちゃんの口の中の白いかす」
「赤ちゃんを抱いていいか」
「父親のすること」
「耳あかがやわらかい」
「きょうだい」
「うそをつく子」
「子どもをこわがらせるな」
などなど。
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赤ちゃんや子どもを育てる中でのそうそうそう!な場面ごとに項目が分かれているので、
そのときにその項目だけを読めばいい、というのも助かります。

妊婦のころ〜新生児〜乳児〜幼児〜6歳ごろまでと、
ひととおりの子ども時代に起こりうる事象が書いてあるので、長く置いておけるのも嬉しいんです。

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それに、読む度に「赤ちゃんにも一人一人個性があって、だから、あんまり悩む必要なし!」と
バシ!!と背中を叩かれたようにパワーが出る。
これが一番。

刊行されたのはなんと1967年。
今だに売れ続けているロングセラーなのも大いに納得の、すべての親になる人におすすめしたい本です。
育児書のジャンルを越えた必読の書、と言ってもいいぐらいです。

せっかくなので同じ松田さんが描かれた良書をもう一冊。
『私は赤ちゃん』(岩波新書)。
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赤ちゃん代表としてわが子にも並べてみました(笑)。

これも最高です。
赤ちゃんの立場から、大人にこうしてほしいんだよ~、赤ちゃんってこうなんだよ〜と話しかけてくれるような文体が見事!
赤ちゃんが過ごす毎日に起こること、体調の変化、病気、について、
赤ちゃん自身が「~~なのである。まったくたまったもんじゃない。」とか言うのが本当にかわいくて。
育児書の常識を覆すような本だと思います。

「赤ちゃんって、しゃべれないし、言ってもわかってくれないし、ほんとに何考えてるんだろう…。」
なんてつい思いがちですが、
この本を読んで、「うわー、赤ちゃんはちゃんと全部わかってるんだ…!」とハタと気付きました。

全ページにいわさきちひろさんの挿絵が入っているというのも、何気に贅沢ですよね。
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とにかく面白くて、読み終わったあと、我が子を見る目がちょっと変わるかもしれません…!

あと余談ですが、産後、友人から東村アキコさんの『ママはテンパリスト』をもらって、
あるあるだらけでびっくりしたことを思い出しました!

あれはスゴいですね〜。
赤坂の赤オニと青山の青オニ…。名言中の名言です。

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