ぬいしろの始末(見えないとこ・カーブ編)
こんにちは。5回連続でお送りしている、ぬいしろ特集。今日は「その3:ぬいしろの始末(見えないとこ・カーブ編)」です。カーブは少しの歪みも目立ちやすいので、慎重に。
カーブのぬいしろの始末
襟ぐりによく使われるカーブのぬいしろは、洋服なら見返し部分と身頃で中表で合わせて縫われることが多いですね。nunocotoのキットなら、スタイキットやチューリップハットキットなどで使ってみてくださいね。
それではカーブのぬいしろの処理、こちらの画像をご覧ください。
A、カーブの2枚のぬいしろに1枚ずつ切り込みを入れます(ほつれやすい生地の場合は、深く切りすぎないように注意)
B、2枚の切り込み部分が互い違いになるように、ずらしてカット
C、2枚のぬいしろを同じ側に倒し、アイロンでしっかりと折り目を付ける
D、ひっくり返すと、ごわごわしない、きれいな仕上がりに!
カーブの部分は「細かく」「ずらして」2枚のぬいしろに切込みを入れましょう
はい、カーブも角と同じですね。2枚のぬいしろに、切り込みをずらして入れるのが基本です。
全体的にカーブがとにかく多い、というかカーブのみ!の「もくもくスタイ」は、ぬいしろのカットが仕上がりに大きく影響してきます。
面倒がらずに細かくカットすると、、
美しいカーブが現れます。
次回からはそろそろ、見えるぬいしろの始末に移りますね。ぬいしろの始末(見えるとこ・ジグザグミシン編)をお送りします!
【特集】ぬいしろの始末
その1:ぬいしろの始末(見えないとこ・凸編)
その2:ぬいしろの始末(見えないとこ・凹編)
その3:ぬいしろの始末(見えないとこ・カーブ編)
その4:ぬいしろの始末(見えるとこ・ジグザグミシン編)
その5:ぬいしろの始末(見えるとこ・折り伏せ縫い&袋縫い編)