チューリップハットが見違えるほどきれいに仕上がる3つのポイント
こんにちは! 台風続きで、たまーに届く日差しがとっても貴重なこの頃ですね! まだまだ昼間の日差しが強烈なこの時期のお出かけには、ささっとかぶれるチューリップハットが大活躍ですよ。
今回は、チューリップハットキットの作り方のポイント、レシピではお伝えしきれなかった【よりきれいに仕上げるためのコツ】をご紹介します。買おうかな~と悩まれていらっしゃる方、買ったけどまだ作ってなかったという方、作る前にはこちらをぜひ参考にしていただけたらと思います!
材料が全て揃った手芸キットです。手軽に作れると大好評です!
ベビー用帽子の手作りキット
手作りとは思えない完成度!になれるポイントを紹介
チューリップハットは、同じ形のパーツを12枚使用します。12枚、と聞くとなかなか大変に思われるかもしれませんが、同じ形なので切るのも縫うのも比較的ラクチンですよ。
さて、チューリップハットの型紙を見ると下の方に「ウラ布目安」の文字がありますね。
表布のサイズから裏布だけちょっと短く裁断するのがきれいに仕上がるコツの重要ポイントです。
同じ形なのになぜ??これにはちゃんとわけがあるのです。
まずは型紙通りに、表生地を6枚ずつカットしてくださいね。
表生地が裁断出来たら下の辺をほんの少し1~2mmだけカットして、今度は裏布を裁断します。
型紙にあるのは仕上がり線なので、必ず型紙にぬいしろ1cmを足して裁断してください。
少し面倒かもしれませんが、仕上がり線はていねいになぞってあげてください。
さあ、縫い始めましょう!
美しく仕上げるコツ:アイロンをうまく使おう
表地の布2枚を中表に合わせたら、待ち針を打って、生地の端から端までを縫い線に沿って縫います。その繰り返しです。
待ち針を使って、ゆっくり丁寧に縫いましょう。
タグはお好きなところで挟み込んで縫うとよいでしょう。お好みでどうぞ。
その都度、ぬいしろはアイロンでしっかりとひらいておきましょう。
2枚縫ったら3枚目を中表に合わせ、端から端まで縫います。
アイロンでぬいしろをひらいたら、余分な箇所をカットしてすっきりさせましょう。
余分なぬいしろはごろごろのもと!です。
4枚目、5枚目…と続けて縫うことも出来ますが、よりきれいなバランスで仕上げるために、3枚つづりの本体を2組完成させる作り方をおすすめします。
まずはこの3枚つづりのパーツを2組作ります。
残りの3枚を同じ手順で縫います。
表布を3枚縫い合わせたものが2組できたら、中表に合わせて縫い合わせます。中心がずれやすいので中心から外側に向かって2回にわけて縫うのがおすすめ。
余分なぬいしろをカットしたら、これで本体表パーツの完成です!続けて本体裏パーツも同じように作りましょう。
美しく仕上げるコツ:裏地を控えることで見た目もスッキリ!
本体表パーツと本体裏パーツを中表にして重ねます。すると、はい、ここでお気づきでしょうか。本体裏パーツの方が、表パーツに比べて丈がすこ~し短くなっていますよ。
まちがった?いえいえ、このズレは「裏地を控える」という、れっきとした処理の方法なのです。このズレが、仕上がったときに見た目を美しくしてくれるので、そのままぴったりと重ねて縫い合わせます。
細かく待ち針を打って、ゆっくりと縫いましょう。
また、このとき10cm程度の返し口をあけておきますが、ここでは、先日紹介したちょっとで差がつく、返し口の縫い方のコツをご参照くださいね。
おさらいすると、まず、返し口を粗いミシン目か手縫いでざくざく縫っておきます→そしてぬいしろを倒してぐるりとアイロンをかけます→仮縫いした返し口のところはを表裏両方アイロンで縫い代を倒します→仮縫いをほどいて表にひっくり返します。
どうでしょう、カーブに沿ってアイロンができることで、返し口がきれいに折り込まれていますよね。これでまつり縫いも楽にきれいにできますね♪
この方法、にぎにぎやスタイなど返し口がカーブの場所などにも便利です。ぜひ応用してみてください!
あとは手縫いで返し口をとじるだけ。
さて、作り方の最後のポイントです。
美しく仕上げるコツ:頭のてっぺんで縫いとめる
全体をひっくり返したら完成!なのですが、最後の最後のひと工夫です。ここもぜひお忘れなく!
つばの部分にも丁寧にアイロンをかけて、頭のてっぺん(中心)で表地と裏地を縫いとめてください。
裏側からブスっと刺して2往復ぐらい縫って・・・
裏側で玉止めします
ズレ防止にもなって、赤ちゃんもストレスなくかぶってくれるはずです。2,3往復して裏地の側で玉止めします。
作って楽しい&仕上がって満足♪ なキットです
ここまで紹介した3つのポイントを意識しながら作っていただくと、見た目もスッキリで赤ちゃんにもかぶりやすいチューリップハットができると思います。赤ちゃんは肌触りや心地良さ&不快さにとても敏感なので、これはいいぞ、と思ってもらえたらきっと進んでかぶりたがってくれるはず。それってお母さんも赤ちゃんもお互いにHappyですよね♪
また、キットには帽子用のゴムが同封されていますので、お好みでゴムを付けてくださいね。ゴムの位置ですが、ちょっと迷いますよね。赤ちゃんによって頭の大きさの個人差もありますので、実際にかぶせてみてから合わせて付けるのをおすすめします。かぶったときに耳の上あたりになる位置に、チューリップハットの内側(本体裏)に手縫いで付けてください。
赤ちゃんがゴムを嫌がる場合もあるので、お好みで。
チューリップハットが完成!
春夏~秋まで使える、天然素材のチューリップハット、休日のハンドメイドにおすすめですよ♪
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