Vol.15

知っておきたいおくるみ色々な使い方

おくるみとは、ベビーが生まれた日から使うことができる「赤ちゃんの身体をくるんであげる布」のこと。アフガンとも呼ばれます。生まれたての赤ちゃんは、まだ首もすわっておらずふにゃふにゃとして、抱いただけで壊れてしまいそうでドキドキしますが、おくるみでしっかりくるむことでグンと抱きやすくなります。赤ちゃん自身も、温かい羊水にくるまれていたお腹の中にいるようで安心できるといわれています。

おくるみの使い方

おくるみの基本的な使い方

  • 抱っこするとき(生後すぐ~4ヶ月頃):しっかりくるむことで、赤ちゃんを抱っこしやすくなります。ガーゼ素材などベビーの肌に優しい生地を選べば、大人の洋服で擦れて肌荒れする心配がありません。赤ちゃんもくるまれることで安心感が得られます。
    ※くるみ方はこちらをご覧下さいね。
    >>月齢で見る、新米ママのためのおくるみの巻き方
  • 寝かしつけのとき(生後すぐ~4ヶ月頃):おくるみでくるんだ状態で寝かしつければ、ベッドや布団に寝かせたときに赤ちゃんが目を覚ますことが少なく、スムースです。また、「おくるみ=ねんね」という流れをつくることで、赤ちゃんが眠りにつきやすくなります。
  • 退院やお宮参りのとき:後から写真を見返してみたら、毛布やブランケットにくるまれている写真ばかりで、せっかく用意したベビードレスがほとんど写っていなかった…なんてことも。お気に入りのおくるみを用意しておくだけで、可愛い姿を写真に残せます。写真撮影の度に脱いだり着たりを繰り返し、赤ちゃんの眠りを妨げてしまうことがないのも良いですね。

プレイマット

おくるみの使いみちあれこれ

  • ベビーバスローブとして:お風呂上がりの赤ちゃんをベッドや布団に連れて行くまでおくるみでくるんであげてもOK。通常のバスタオルよりもすっぽりと覆うことができ、フードつきのものならば頭が冷えないので安心です。
  • おむつ替えマットとして:おうちの中でも外出先でも、おむつを替えるときにおくるみを広げてマットとして使えるので便利です。赤ちゃんを硬い床に直接寝かせることもなく、床を汚す心配もありません。
  • 授乳用ケープとして:外出時に仕切りのない授乳室や車の中で授乳する場合、授乳ケープ代わりに使えます。
  • ベビーカーの日除けとして:ベビーカーのサンシェードだけでは陽射しを遮れないときに、サンシェードの上からおくるみをかけてあげることで、赤ちゃんの肌を守れます。
  • プレイマットとして(3ヶ月頃~):いつもベッドや布団の中では、赤ちゃんも退屈してしまいます。うつ伏せの練習をするときに床におくるみを敷いてあげるのもおすすめです。2枚仕立てになっている少し厚手のものならば、クッション性があるので寝返りをうっても安心。お座りができるようになった後は、おくるみを敷いておけばミルクの吐き戻しなどを心配せずに遊ばせられます。
  • お昼寝用ブランケットとして(5ヶ月頃~):おくるみとして使わなくなった後も、お昼寝時にちょっとかけてあげるブランケットとして活躍します。ガーゼ素材ならば吸湿性にも保温性にも富んでいるため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
  • お昼寝マットとして(5ヶ月頃~):2枚仕立てになっている少し厚手のものならば、お昼寝マットとしても優秀。その上から別のおくるみをかけてあげても良いですね。
  • ひざ掛けとして(7ヶ月頃~):B型ベビーカーやバギーに乗るようになると、ひざ掛けが必要になります。そんなときにもおくるみを活用しましょう。大判のブランケットと違って大きすぎないので、車輪に巻き込みにくいのが良いところ。

お子さんが大きくなったら、ママのひざ掛けとしても使えます。「おくるみなんて、退院時とお宮参りくらいでしか使わないもの」と思い込んでいた方は、今回の記事を参考にぜひいろいろ活用してみてくださいね。おくるみについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ♪
>>おくるみ特集-ヌノコトコラム-