
我が家の節分
みなさまこんにちは
pediくまの上田綾子です
お正月が過ぎるとあっという間に立春
まだまだ全然寒いですけどね
立春といえば「節分」
長男が物心ついた頃からずっと豆まきはしてましたが
恵方巻きもセットでついてくるようになったのはいつ頃からでしょうか
耳慣れなかった風習が瞬く間に全国制覇したような感があります
「ま〜たウマイこと巻き寿司業者にのせられて〜」と
思ってた頃もあるのですが(笑
毎日のように繰り返される
「今日は何食べたい?」
「なんでも〜」
のうんざりループから開放されて
巻き寿司でいいんや!という潔さ
それでいて出費が特にかさむわけでもなく
手間ひまかかるわけでもないお手軽さが気に入って
今ではすっかりいい意味で乗っからせてもらってます
今回はそんなこんなの我が家の節分の様子を新旧織り交ぜた歴史写真とともに
ご紹介したいと思います
とはいえ恵方巻きが我が家に定着した一番の理由は
このおもろい顔みたさ、かもしれません

声出したらアカン、、アカンと思えば思うほど

「これほんま?」

たしかに多いね(笑
ノドに詰まらせてもアカンしな〜と
近年は元の一本サイズから半分サイズに仕様変更してます

のに、、

色んな意味で毎年ほんとうに楽しませてくれた恵方巻き
こうやって見るとこれだけでも十分な気もしますが
いえいえとんでもない、これはあくまでオマケ
本番はやはり豆まきです
我が家の豆まきは
「普段鬼の世界と人間世界を隔ててる結界が2月3日の一日だけその効力を失うため、
やってきた鬼が大好物の悪い子をさらおうとパパに乗り移る」ということで
豆を投げつけてパパの中から鬼を追い出せたら大成功、という
一大スペクタルなイベントとなっております(笑
見所は、一番小さい三男がどうしても鬼にロックオンされてしまうのですが
そうと知りつつ毎度毎度鬼に真っ向勝負を挑み、しかし瞬殺で惨敗するというお決まりのパターンなところでしょうか
恵方巻きの段階ではまだ三男の並々ならない決意と気迫が伺えます

が一転、鬼が登場した途端にこの姿


どっちが鬼か分からんような顔で
母にしがみついて助けを求めるも応答無し

もはや頼りはお兄ちゃん達だけ、大事な弟を鬼に渡すまいと全力で戦ってくれます(笑ってるやん)



がしかし
やっつけてもやっつけてもゾンビのように蘇る鬼

毎度のことながらやたらにしつこいのです
ついには次男も陥落

最後は長男の粘り勝ちで
ようやく鬼は退散していくのでした、、、

といったようにウチの子たちは毎年毎年この試練を避けては通れない(笑
涙の数だけ強くなるんやで〜

長男から始まった我が家の豆まき
みな最初はこんな風に大泣きだったのが
だんだんと卒業していきます
次男のいちくんもついに去年は終始笑顔のままだった
おうちゃんもそろそろかな?
我が子の成長が嬉しいような寂しいような、、、
いやいやまだもう少しベソを見せて欲しい〜(笑
いよいよ目前にせまる決戦の日
できればいちくんももう一度
できればおうちゃんは継続で
親の思惑と子の成長を天秤にのせて
さぁ今年の結果はいかに!?(笑
ということで
みなさんもぜひこどもが小さい内限定のことなので
家中に散らばる豆に躊躇したりしないで存分に豆まきを楽しんでみてくださいね
きっと家にたくさんの福を招き入れてくれるはずです
ついでに
幼稚園時代の鬼さん弁当

そして
実は今回が連載の最後です
今までつたない話しにおつきあい頂きほんとうにありがとうございました
いい機会を頂いたおかげでここまでの子育てを振り返る時間をもらえたこと
とても感謝の気持ちでいっぱいです
また一つこの経験を肥やしにして
これからも精進して家族道を極めていきたいと思います
いつかまたどこかでご縁がつながりますように!
おしまい。
ーおまけの滋賀だよりー
こちらも最後なのでとっておきをご紹介します
滋賀には西国三十三所の観音霊場札所が6カ所ありまして
近江六札所と呼ばれています
その一つ一つにとっても素敵な限定の土鈴があるんですよ
それぞれが極楽浄土に六種類存在するという鳥さんたちを模したもの
かくいうワタシもまだ一カ所しか制覇してないのですが
第31番 長命寺
「迦稜頻伽」

何とも愛らしい姿に惚れ惚れ
手のひらにすっぽり納まる大きさなので6つ集めても
決して邪魔にはならないと思います(笑
「6つ制覇を目的にした滋賀旅」というのも乙なものではないでしょうか?
ぜひおすすめさせて頂きます
ちなみにすでにコンプリートしてる友達に
素敵な写真をお借りいたしましたので紹介しておきますね

左から
① 白雁(びゃっこう) 第12番 正法寺(岩間寺)
② 孔雀(くじゃく) 第13番 石山寺
③ 鸚鵡(おうむ) 第14番 三井寺(圓城寺)
④ 舎利(しゃり) 第30番 宝願寺(竹生島)
⑤ 共命之鳥(ぐみょうのとり) 第32番 観音正寺
⑥ 迦稜頻伽(かりょうびんか) 第31番 長命寺
次はどこ行こう〜
好みはダントツで孔雀なのですが
共命之鳥のいわれがなかなかぐっとくるのです
「頭が二つで体は一つ
いつもいつも一緒だったもう片方を邪魔に感じ毒を盛る。
すると自分まで死んでしまった。」
と言うエピソードのある鳥で
共に生きていくことの大切さを教えているのだとか
なんだか「夫婦もしかり」と思わずにはおれません
共命之鳥だけは夫婦一緒に石山寺へお迎えに行こうかな?
