第十回:かごのある暮らし(アトリエ・子ども部屋・居間編)

かごのある暮らし(だいどこ編)に続きまして。

アトリエで使うかごたち

一応作家ということで(笑)、アトリエのかご使いを。

とはいえ、アトリエはものや資材の移動も多く、
見せる収納というよりは実用重視。
意外とかごはあまり活躍していません。

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よく使っているのはこれかな。
ミシンまわりの小道具入れ。
雑貨さんで買ったもの。

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最近は居間などでまつり縫いやボタン付けなどの針仕事をすることも多いので、
このまま持って降りて作業できて便利。

暮らしに溶け込む、居間で使うかごたち

お次は居間。
家族がテレビを見たり本を読んだりしてくつろぐスペース。

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入ってすぐの場所に大きな本棚を置いています。

本棚といっても上まで詰め込んでしまうと圧迫感があるので、
そのとき読んでいる雑誌や絵本などだけ、下から二番目の段に。
ちなみに一番下の段は、PC関係のルーターやモデムなどが入っていて、
布で目隠ししています。

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真ん中には、かごがふたつ。
実は奥のかごには電話が入っています(笑)

電話って目立つところに置かなくてはいけないため、
意外と生活感が出てしまうアイテムですが、
布で隠すと使いづらいし、と苦肉の策。

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小さな竹の文庫には、メモとペン。
電話に出たときすぐに書き物ができるように。

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その下の段には、布で目隠ししたかごがひとつ。

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実はこれ、携帯電話やカメラなどのバッテリーが入っています。
かごは以前友人にブーケをプレゼントしてもらったとき、
入っていたもの。ざっくりとした質感が気に入って。

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本棚と直角の位置に置いてあるのは、中国の古い薬棚。
その上はすこしインテリアを楽しむ空間に。

下の子がいたずらできひん高い位置なので、
花を生けたり、写真を飾ったり。
雛飾りなど季節の装飾もここで。

一番右に写っているの蓋つきのかごははインテリアではなく、収納。

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一眼レフのレンズや普段使わないパーツなどを入れています。

このカゴは百貨店でお値打ちの茶器を買ったとき、
おまけでいただいてしまいました。

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その棚の上には100均で見つけた木のフックパーツに、
お気に入りのはがきやおもちゃのほうき、ドライフラワーなどを。

飾ってあるラオスのお土産のかごは、本来もち米を蒸すためのものだとか。
子どもたちの産着や、初めて切った髪の毛や爪などの思い出の品を仕舞っています。

台所と子ども部屋の間には、吹き抜けのある板間がひとつ。

ここは冬場は極寒のため(笑)ほとんど使いませんが、
夏場は涼しいので食事室になります。

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水屋の上には、かごを配置。
軽いので高いところでも気軽に置けるのも、かごのいいところ。
一番奥のもち手つきのかごには、
お弁当作りで使うこまごまとしたものを。

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水屋の隣もオープン収納になっていて、
主人の趣味のオーディオ類と下の段にはわたしの大切な味噌(笑)
その上にはお客様からいただいた大切なお手紙や写真を入れている
古いかごがあります。

子ども部屋にも、かごが増えました

前もすこしご紹介したことのある子ども部屋の収納、
今はこんなふうに変化しています。

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以前はここにゴンの勉強机がありましたが、
冬場は寒いし夜暗いので、居間に移動。
かわりに、居間にあった私のパソコンをこちらに持ってきました。

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折り紙の入ったかごは、タイのお土産。

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竹のかごにはクレヨン、
イタヤ楓のおにぎり入れには、ハリネズミの形の積み木ゲームが。
実はこのおにぎり入れ、食べることの好きな下の子の、
1歳の誕生日プレゼント。

保育園ではまだお弁当を持って外出することはあまりないけど、
年中にもなると毎月のように遠足があるので、
その頃までは気に入っているおもちゃを仕舞うことにしました。

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この小さな籐のラックは、古い旅館で脱衣場に置かれていたものだったとか。
神戸、芦屋にある雑貨屋basketさんで。

basketさんはアメリカなどのヴィンテージを主に扱われている雑貨屋さんですが、
日本の籐ものも多く扱われていて、お手ごろ価格が多いので、
まめにネットショップをチェックしています。

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下の子が使っている木のおもちゃの、投げ込み収納。
適当に放り込んでも絵になるのです。

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人形の着替えを入れているのは、古いピクニックバスケット。

実はこれ、母が若いころ使っていたものだそうで、
持ち手もひとつ取れてしまったのですが、
金具などはしっかりしていてまだまだ現役。

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内布のプリントや、ふちどりのテープが昭和感満載。

そして仕事のお供、PCデスク周りのかご

子ども部屋に置いたわたしのPCデスクにも、
かごがひとつ。

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無印良品のセールで買ったくだものカゴだったと思います。

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実は、部屋の照明スイッチの目隠しになっています(笑)
裏にひもを通してピンでとめただけ。
壁にかかっているだけで、なんだかちょっとしたオブジェのように。

はたらき者で見た目良し。だから、かごに惹かれます

よく我が家にいらしたお客さまが驚かれます。
「かご、本当にいっぱいありますね!」

出かけた先で、古道具市で、旅先で、雑貨屋で。
これだ!と思うかごたちは、つい連れて帰ってしまう。
わたしの小さなぜいたくです。

美味しいものや、素敵な服よりはついかごに目が行ってしまって、
気づけば年々増えているかご。

このあいだ試しに数えてみたら、
50個を越えたところで怖くなって数えるのをやめました(笑)

でも、天然素材で出来たかごやバスケットは、
この家の風情によく溶け込んでくれるし、
みんな働き者なので、無くてはならない存在です。

収納用品は100均やホームセンターなどでお手ごろで買えますが、
生活様式にあわせて次々と買い換えていくよりは、
使い方にあわせて長く、さまざまに働いてくれるかごは、
長い目で見れば実はお得なんじゃないかなあとも思うのです。

何より、出しっぱなしでも絵になるし、
使いこんでいくうちに汚れや傷も味になり、
暮らしの相棒のようになっていく。
そんな、育てていく喜びのようなものがあるのかもしれません。

かごのある風景、
かごのある暮らし。

ちょっと取り入れてみたいな、と思っていただけたら嬉しいです。

FU-KO(美濃羽まゆみ)
FU-KO(美濃羽まゆみ)

FU-KO basics.「思い出に残る服・思い出を作っていく服」をテーマに、シンプルな洋服を作っている。京都の築90年の町屋での、子育てや日々の暮らしをつづったブログも人気。
ブログ http://fukohm.exblog.jp/
著著『作ってあげたい、女の子のお洋服』『毎日着たい、手づくり服』(日本ヴォーグ社)

「京都、町屋だより春夏秋冬」の一覧

第十二回:はじまりと、これから。子どもと、手作りから教わったこと
第十一回:簡単リメイク、サスペンダーつきカットソーを手づくり
第十回:かごのある暮らし(だいどこ編)
第九回:わたしの小さなくふう
第八回:毎日使う、たからもの
第七回:私の書庫から、日々を楽しむための本たち
第六回:子ども服と麻生地について
第五回:子どもと楽しむ、秋冬のしつらい
第四回:子どもと、育てていく。町家の子供部屋作り
FU-KO(美濃羽まゆみ)

FU-KO basics.「思い出に残る服・思い出を作っていく服」をテーマに、シンプルな洋服を作っている。京都の築90年の町屋での、子育てや日々の暮らしをつづったブログも人気。ブログ http://fukohm.exblog.jp/ 著著に『作ってあげたい、女の子のお洋服』『毎日着たい、手づくり服』(日本ヴォーグ社)がある。

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