普段着にさらりと重ねたい、透かしもようのストール

子供と賑やかに過ごした夏休みも終わり、少しずつ秋めいてきたこの頃。
季節の変わり目に便利な、ストールにチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

肌にやわらかなオーガニックコットンを使ったストールは、くるりと丸めてバックに入れておける私のお気に入りです。
半そでの洋服に合わせても心地よく、今なら冷房対策にも良いですよ。

ニュアンスのある手つむぎのようなスラブタイプのこの糸は、「ガラ紡」とよばれる昔ながらのゆったりとした紡績機械によって編まれたそう。

糸には膨らみのある太いところ、すこし引き締まった細いところがあり、編んでゆくと自然とやさしい表情になってくれました。程よい厚みもありますが、同時にさらりとしていて、色々な季節に長く使えそう。

雨が降ると肌寒い今の季節にもぴったりです。

ストールは編み初めが勝負？かも。
とにかくたくさん、間違えないように、ひたすら作り目を編みます。母さんに話しかけるな！と少々殺気立っても仕方ありません…（笑）
だって、ここで間違ったら初めに戻る…の堂々めぐりの悪夢。（でも必ず何回かやってしまう私。）

最初の難関を突破したら、あとは一段編み進めるごとに、模様がどんどん生まれてきて、とにかく面白い！かわいい！と自画自賛のいつもの時間がやってきます。

このストールのように、始めに一番長い辺（首回りにあたる辺）を編むタイプならば、どんどん△が小さくなっていきます。

いいですね～、どんどんゴールに近づいて行く感じ。楽しいでしょ？そして、最後に頂点を編んだときは、ちょっと誇らしくなってしまいますよ。最後に縁編みで飾って、やさしくスチームアイロンをかけて出来上がりです。

もう一つのこちらのストールは、柔らかなウールとアルパカの混合の毛糸を使い棒針で編んだもの。

大好きな三国万里子さんのレシピです。しかし、このストールは作り目の鬼でした（涙）

はじめに二等辺三角形の底辺以外を一気に編むイメージ…わかるかな？（背中にくる辺）

しかも模様編みで掛け目の連続。しばらく暗中模索で、わけがわからず編んでいました。。
不思議なことに、大きなふたつの△を同時に編んで行くようなこの作品は、編み進めるごとにワクワクしてしまうのです！
△どうしが減らし目をしていくことによって、いつの間にか一つの大きな三角形にまとまって行く感じ。
わー！！すごいーっ！こういうことだったのね～！って。
編み終えてそこでやっと編み図を理解して、すごいなあと改めて感心してしまった、思い入れのあるストールです。

秋にぴったりな、少し深みのある赤もお気に入りです♪

そしてこちらは、最近編み始めたストール。

わたしのステキな編み物ともだちが教えてくれたサイトから、パターンをダウンロードしてみました（パターンは有料です）。
こちら→「Ravelry」https://www.ravelry.com/
編み物だけの海外のコミュニティなのですが（会員制）、見たことのない素敵なパターンがたくさん！
編み物好きな方は、このサイトを見ているだけでテンションが上がりますよ!