第三回:わたしのアトリエと道具たち(前編)

みなさん、こんにちは。
FU-KOこと美濃羽まゆみです。

ここ数日、夕暮れ時になると我家の小さな庭にも
涼しい風が吹くようになりました。

このあいだ公園に行ったら赤とんぼがひらり、ひらり。

娘が小学校から持って帰ってきた朝顔も種をつけはじめ、
自然はもうすでに秋の準備を始めているようです。

さて、今回の連載第三回目は、
お恥ずかしながら、リクエストいただきましたアトリエの様子をちらりと。

そして、初心者の方からよく伺うのが、
「ハンドメイドをはじめたいけど、何をどれだけ揃えたらいいのか分からない・・・」
というお悩み。

そこで、
私が普段裁縫に使っている道具たちを、ご紹介させていただこうと思います。

まずは、アトリエの様子を。

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私がアトリエとして使っている部屋は、
町家の2階の北向きの和室。
(とは言え、我家は和室しかないのですが。笑)

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6畳の小さなスペースですが、
そこにミシンと布を収納する棚を2つ、作業用の机とミシン台。
それから、スタンドタイプのアイロン台を置いています。

仮縫いや撮影に使うトルソーも4体あるので、
そこはアトリエというよりは、むしろ作業場、といった感じ(笑)

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あまりオシャレとは言えませんが、
少しずつ自分なりに試行錯誤し、使いやすく整ってきたかな。

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少しだけ思い出の品や、好きなものを飾ったり。
植物を置いておくと和みます。

では、
普段私が裁縫に使っている道具たちをご紹介しますね。

まず、一番大事なミシン。

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本縫いはJUKIの職業用ミシン、SL-280EXです。

それまで使っていた家庭用ミシンはbrotherのEL117 。
ハンドメイドをはじめて1年ぐらいはずっとこれで直線とロック(ジグザグ)を縫っていました。

でも、年1000アイテムを越える激務に耐えかね、
職業用を購入するに至りました。

SL-280EXは音も静かだし、
テンションが2段あるので細い糸も太い糸も、糸暴れしにくい。
そして本当に力強いです。ボアもデニムもなんのその。

購入して5年近くになりますが、故障は今のところほとんどありません。
ミシン屋さんのアドバイスで、年に2回ほど底の板をはずし、
糸くずなどがからまっていないか自分で点検しています。

ロックミシンは同じくJUKIのMO-114Dです。
今のところ仕上がりにもパワーにも満足しているけど、糸替えが面倒で・・・

色を替えるとき結んで空送りするのですが、時々途中で解けてしまうことが。
急いでいるときなどは、ピンセットなどを使って複雑な機械の中を通すのが
大変すぎて泣きそうに(笑)

次もし買い換えるなら、
ベビーロックなど自動糸通し機能つきのものを選ぶと思います。

お次は、布を裁断するはさみと、
糸切はさみ。

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手前から、美鈴の洋裁はさみ。
手に馴染む、刃渡り小さめ20cmのものを使用。
軽くて、長時間持っても疲れにくいです。

真ん中が糸切で、お友達からいただきました。
関の刃物会館で買ってきてくれた和鋏で、切れ味抜群です。
糸を切るときの「シャキン」という金属音が心地いい。

奥は手芸屋さんで購入してブランドなどは分からないのですが、
美鈴のものより重さがあり、厚手の生地を裁断するとき使っています。

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こちらはローリングカッター。
真ん中のボタンを押すと円状の刃が出てくるしくみで、
緩やかなカーブやバイアスなどを正確に裁断するのに適しています。
机に工作用のマットを敷いて使っています。

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普段アトリエには入らない約束になっていますが、
万が一子供たちが急に入ってきてもすぐに隠せるように、
刃物はスチールのかごに入れて。

次はものさし。

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これらは無くてもかまいませんが、
手芸用のものさしがあるとバイアスをカットしたり、
縫い代を正確につけるのに便利。
カーブルーラーがあると袖口や股上などのゆるいカーブを正確に描くことができます。

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ものさしやメジャーは、棚にフックをひっかけて収納。
一緒においてある霧吹きは、無印良品のもの。
裁断前に布のシワを伸ばしたり、アイロンがけのとき使います。

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マチ針は鈴付きのものを使用。
少々高価ですが、小さなお子さんが着る洋服を主に仕立てているので、
万が一外し忘れなどが無いように・・・

リンリンと小さくなる音に癒されるという、嬉しいオマケも。

針山は、上の写真のものはアカシアボウルとmina perhonenのはぎれで作ったものですが、
もうひとつ、友達にお土産にもらったものも愛用。

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横浜の中華街で買ってきてくれたみたい。
このオトボケ顔がたまらない(笑)

それから、
ウエストなどのゴム通しのための道具。

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左に写っているものが一般的なゴム通しですが、
私は主に右のゴム通しを使っています。

いや、ゴム通しではなくただの大きめの安全ピンなのですが・・・

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このようにゴムの片方に安全ピンをつけ、
反対の端に洗濯バサミをはさみます。

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すると洗濯バサミがストッパーになってくれます。

一般的なゴム通しは、何かの加減で途中で抜けてしまい、
切ないことになることが多く、どうにかならないか、
と色々試した結果、今のところこれがベストなようです。

まず抜けることがないですし、
穴の中でくるくる回ることがなくストレス軽減。
おすすめです。

これら以外の基本的なアイテムとしては、
縫い目をほどく「リッパー」、角を綺麗に出したり縫い目を押さえたりする「目打ち」
印付けのための「チャコペン」くらいでしょうか。

手芸ショップでお求めになってもいいですし、
100円ショップの手芸コーナーにも販売されているので、
手始めにそちらで揃えてもいいかもしれません。

———(後半に続きます)———-

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第三回:わたしのアトリエと道具たち(後編)
第二回:親子の時間がつながるとき ママのカットソーで簡単リメイク
第一回:町屋で暮らすこと。手作りすること。
FU-KO(美濃羽まゆみ)

FU-KO basics.「思い出に残る服・思い出を作っていく服」をテーマに、シンプルな洋服を作っている。京都の築90年の町屋での、子育てや日々の暮らしをつづったブログも人気。ブログ http://fukohm.exblog.jp/ 著著に『作ってあげたい、女の子のお洋服』『毎日着たい、手づくり服』(日本ヴォーグ社)がある。

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