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第二回:親子の時間がつながるとき ママのカットソーで簡単リメイク

こんにちは、FU-KOこと美濃羽まゆみです。


いよいよ7月も半ば。
暑い日が続いていますが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。


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我家では先日、扇風機を出しました。


台所では梅酒、梅干の仕込み、新生姜の仕込みを終え、
来週取り掛かるのはらっきょう漬け。

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それが済めば、建具を夏仕様に切り替え、
夏の日差しをさえぎるために、南側にある出格子にはよしずをかけます。

暑く長い京都の夏を乗り切るための準備を、着々とすすめています。

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お洋服だって、夏支度。

この間衣替えをしていたら、
現在7歳の長女が、1歳の頃に作ったキャミソールが出てきました。

私が着ていたカットソーをリメイクしたもので、
ハンドメイドを始めたばかりの頃に作った、
拙いけれど、思い出のつまった一着。

今回の連載第二回目は、
そんな、リメイクのベビー服の作り方をお伝えしようと思います。

まず、
用意していただくものが、大人用のカットソー。

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新品でもいいですし、沢山着て愛着がつまったもので作っても、
また愛しいもの。

リメイクするカットソーが決まったら、次に、型紙を用意します。

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わたしは手芸屋さんで販売されている、型紙用不織布を使用していますが、
お持ちでない方は新聞紙でもかまわないと思います。

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この図を参照して製図してください。
サイズは70~90サイズのお子さん用になります。

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この型紙を、カットソーの脇と裾にあわせます。
ずれないように文鎮か、マチ針で固定してください。

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型紙は縫い代を含んでいますので、
型紙に沿って生地をカットしていただいてOK。

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肩紐は後で使用するので根元からカットしておきます。

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これで準備完了!

早速縫っていきます~。

縫うのは家庭用ミシンで、糸も普通用でかまいません。
ただ、ジグザクで縫えない場合は、
ニット用の針と糸をご準備ください。

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①まず脇を1cm二つ折りにして、マチ針でとめます。

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②端から0.5cmぐらいのところをジグザグで縫っていきます。

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脇が縫えました。

このように縫い目が波打つ場合は、アイロンで抑えてください。

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③胸と背中部分は、裏側に2cmの二つ折りにし、
端から1.5cmぐらいのところをジグザグで縫います。

肩紐を通す、通し口が出来ました。

縫うのはたったこれだけ!

カットソーをカットしたときの、肩紐を手縫いでつなげて一本の紐にし、
③の通し口に紐通しで通せば、シンプルなキャミソールが完成。





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デニムにあわせれば、
男の子にもオススメのトップスに。

肩紐をレース紐に変えれば、また違った雰囲気に。

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ナチュラルで可愛らしいコーディネイトになりました。
(レースは80~90cmほどご準備ください。)


フレアが控えめなので、スカートでも相性がいいんです。

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いかがでしょうか。

ハンドメイド、挑戦してみたいけれど、
できるか心配・・・そんな方にこそ、おすすめしたいこの簡単リメイク。

元のカットソーの裾を利用するので、
ロックミシンを持っていなくても、仕上がりが綺麗です。

初めての一着が完成すれば、
この夏、お出かけがもっともっと楽しみになるはず。

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ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。


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第三回:わたしのアトリエと道具たち(後編)
第三回:わたしのアトリエと道具たち(前編)
第一回:町屋で暮らすこと。手作りすること。


◇おしらせ◇


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FU-KO basics.「思い出に残る服・思い出を作っていく服」をテーマに、シンプルな洋服を作っている。京都の築90年の町屋での、子育てや日々の暮らしをつづったブログも人気。ブログ http://fukohm.exblog.jp/ 著著に『作ってあげたい、女の子のお洋服』『毎日着たい、手づくり服』(日本ヴォーグ社)がある。

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