夏のシンプルコーデに映える、かぎ針編みネックレス
はじめまして。teramihoと申します。
ふたりの娘を育てながら、日々の暮らしにできるだけ手作りのもの、ちょっとした私らしい工夫を加えるようにしています。
今でこそ、子どもたちと買い物を楽しむことも増えてきましたが、子どもが小さかったときは、せっかくのお出かけも子ども中心で、なかなか自分の行きたいところへは行けませんでした。
それなら、おうちの中で家事や育児の合間を楽しもう!と、季節のおいしい保存食を見直したり、洋服を作ったり、編み物をしたり…。
洋裁師の祖母や手先の器用な母が当たり前のようにしてくれたことを、私自身も愉しむようになりました。
そういえば小さいころから手でものを作ることが好きだった自分を思い出すきっかけにもなりました。
そこでこちらでは、特に大好きな編み物について紹介したいと思います。
編み物の魅力は、なんといってもコンパクトにできること!それに尽きます。
お気に入りのカゴに道具を揃えて、いつでもスタンバイ。
今の季節は暑い夏に向けて、肌触りのよいコットンや麻のネックレスをかぎ針で編んでいます。
コットンのネックレスはとても軽くて着け心地がよいので、毎年作っています。
夏の日差しにパッと映える糸を選ぶのも楽しみの一つ。
そうそう、毛糸にもこだわるとぐっと編み物が面白くなるし、作品の仕上がりに違いが出ます。
私のオススメは馬喰町にある「keito」というショップ。
編み物好きな方なら、一歩足を踏み入れるだけでワクワクしてしまいますよ。
毎回たくさん買ってしまいます・・・。
ネックレスといっても、同じパターンでも素材を変えれば、カジュアルにもお出かけにも。
麻素材の鮮やかなピンクのネックレスは編み物作家のmichiyoさんのレシピ本から。
こちらはもともとは別々の白いコットンとラメの糸を2本取りにして編んでみました。
取り外しのできる小さなお花をポイントに。
小さなモチーフは時間のあるときにのんびり作りためておくと、色々と遊べて便利です。
子供のヘアアクセサリーにしたり、帽子やバックに付けても。
アクセサリー用のパーツを使って、透け感のあるリボンと組み合わせるとオシャレです。
少し光沢のある糸で編んだ夏らしいブルーのネックレスは、色々なモチーフ編みが掲載されている本からヒントをもらってアレンジ。
ひとつひとつお花を仕上げるのではなく往復して連続したモチーフが完成するので、夜中に編み出すと止まりません(笑)。
ひも部分はくさり編みを所々つなげてみました。これも気ままに。
さりげないけど、ニュアンスが出てかわいいんです。
小さな女の子のカチューシャにも。子どもの黒髪に映えるきれいなブルー。
短めなのでネックレスにもいけました。
おまけにこちらも。
小学校の親ならみんな持っている、PTAのネームホルダーです。
ひも部分が地味だったので、これも編んでみました。保護者や行事で一年中大活躍!
ベースとなる紐を葉っぱのモチーフを編みながら好きな長さにし、後からお花のモチーフを留めています。
教えてもらったお友達やママ友何人かで色違いで使っていますが、色が違うだけでその人らしさが出て素敵。
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夏でも編み物!?って驚かれる方も多いかもしれません。
でも、使う毛糸・糸を変えれば、夏にぴったりのアクセサリーやインテリアなど、バリエーションはあるものです。
編み物の楽しさって、一本の糸が姿を変えていくことかなと思います。
自分で編みながらも、どんな風になっていくのかなとワクワクしたり。
もし気に入らなかったり、失敗したなと思ったら、そのときは大胆に、そう、お代官様になった気分で(笑)えいや~!と迷わず一気にほどきます。
この開き直りも、案外大切かもしれません。
気持ちを切り替えたら、初めからまたやってみる。
布と違って何度も繰り返しできるし、しばらく(ときには何年も?)放っておいてもすぐにそこから編み続けられる気軽さも、好きなところです。
深くて楽しい編み物の魅力を、ここで少しでもお伝えできたら、と思います。