さっぱり涼しげで心地よいベルギーリネンの魅力

こんにちは。

暦の上では立秋ですが、まだまだこの厳しい暑さは続きそうですね。

せめて身にまとう素材を涼しくして、快適に過ごしましょう!

そこで今回は、nunocotoの【夏に着たいこども服】シリーズでも使っている、ベルギーリネン(コットンリネン)という布を紹介したいと思います。

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リネンといえば麻、と大まかには言われていますが、実は麻にもいくつか種類があります。
生地としてのリネンといえば、亜麻のことを指します。または亜麻の繊維を原料にした糸、生地、製品など。
亜麻は麻よりも、柔らかく上等でしなやか。
衣類向けの生地と言えます。(コーヒー豆が入っていたりするゴワゴワのざっくりとした袋。あれも麻ですが、ジュートと呼ばれる粗めの麻のことが多いです)

主にヨーロッパを原産地とするリネン。
輸出量ヨーロッパ1位を誇るフランスをはじめ、アイリッシュリネンやポーランドリネン、リトアリアリネンと、
それぞれに特徴を持ちながら、多くの地でリネン産業が盛んです。

その中でも、フランダース地方を中心に、1350年頃から良質なリネンづくりを続けるのがベルギーです。

ベルギーリネンはヨーロッパリネンの中でも最高級と言われていますが、
その魅力はやはり、吸い付くようにしなやかな手触りと経年による風合いではないでしょうか。

手間のかかる原料の栽培と長い過程を経て仕上がったリネンという生地は、まさに育てる布。

何度も洗濯を重ねて、だんだんと風合いが増していきます。
ベルギーでは、リネンの服にできるしわは人生のしわと同じ、と言われているそうですよ。
しわも味の一つになるのがリネンの良いところ。


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さらに、このベルギーリネンの中でも厳選された原料だけを使った‘プリミエルリネン’の上品さと光沢に惹かれ、こちらを夏のベビー服に使おうと決めました。

ただ、ベビー向けということで、このベルギーリネンにコットンを加えた、コットンリネンという生地を使っています。

さらりとした肌触りで、夏の蒸し暑さを快適にしのげますよ。

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リネンに柔らかさが加わったコットンリネンがベビーにぴったり♪

コットンリネンは、ダブルガーゼやコットン100%に比べて、繊維の奥まで汚れが入り込まないため、汚れも落ちやすいと言われています。
また洗っても乾きやすく、ざぶざぶと毎日気軽に洗えるのも魅力です。

発色も鮮やかなので、シンプルなアイテムを1つ取り入れるだけで、デイリーウェアが華やかに♪

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いつものコーディネートがカジュアル過ぎず、どことなく上品な雰囲気に仕上がるのも、リネンの風合いのおかげです。

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さっぱりとした肌触りの快適なコットンリネンで、夏にぴったりの一枚を手づくりしてみませんか。

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・【かぼちゃパンツ:ベルギーリネン(ピンクパープル)_サイズ70-80】はこちら
・【ハーフパンツ:ベルギーリネン(海の青)_サイズ80-90】はこちら



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nunocotoスタッフ。編集・コンテンツ系を主に担当。2人の男児の母。手づくりするのはだいたい真夜中。I-padを相棒に、昔のドラマや映画を観ながらチクチクするのが好きです。新聞配達のバイクの音で我に返ることもしばしば…。でも作っている間は不思議と眠くならないんですよね。

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